宅建士試験には、民法・法令上の制限・宅建業法・税その他という4つの科目があります。そのなかでも最重要な得点源となるのが「宅建業法」です。
今回はそんな宅建試験における宅建業法の科目の概要とその攻略法について解説します。
宅建試験の「宅建業法」の科目概要とその攻略法とは
宅建士試験の中で宅建業法は50問中20問を占める最大出題量を誇る科目です。宅建試験のメインテーマと言える内容です。
目標の得点はできるだけ満点を目指すものの20点中18点をとれるように頑張ります。この科目で16点以下になると宅建合格への得点配分はかなり厳しくなります。
攻略のコツは、過去問の徹底研究しながらの暗記です。
「宅建業法」科目の概要・出題数
宅建士試験の50問中20問はこの宅建業法の科目からの出題です。それゆえに最重要科目であり、合格者のほとんどがこの科目を満点に近い点数を取ることができます。
宅建業法は他の科目と比較すると、学習しなければいけない範囲は狭いにもかかわらず多くの出題があるので集中して勉強すれば飛躍的に得点が伸びます。
さらに出題傾向なども研究されており、
- 保証金制度(1問から2問)
- 重要事項の説明(2問から3問)
- 8種規制(3問から5問)
- 報酬額(1問)
- 契約不適合責任(1問)
という毎年出題される項目で20問中の10問から11問は構成されているので、この分野は間違いなくおさえておく必要があります。
目標得点は18点・満点を目指して取り組む
宅建士試験合格のための「宅建業法」科目の目標点は18点です。最低でも16点は欲しいところです。
宅建業法は暗記だけといっても過言ではありません。ですので何度も何度も繰り返して覚えるしかありません。
「宅建業法」科目の攻略法
宅建士試験の「宅建業法」科目で目標点を取るためには、攻略法を意識して勉強に取り組む必要があります。
ある意味攻略法はない。暗記するだけ
宅建業法の科目に攻略法はある意味ありません。暗記して得点できるテーマを増やすだけです。
かといってやみくもにテキストを何周もして暗記するのも大変なので、やはりここでも過去問を何度も繰り返し、わからなかったテーマのみ復習して暗記するという勉強法が一番だと思います。
宅建業法の中でも、最初に暗記するテーマ
宅建業法の科目自体が宅建試験にとっての得点源ですが、その中でも必ず出題されるというテーマは特に得点源にすべきです。過去問を調査すると
- 保証金制度(1問から2問)
- 重要事項の説明(2問から3問)
- 8種規制(3問から5問)
- 報酬額(1問)
- 契約不適合責任(1問)
の分野は必ず出題されているテーマなので、優先順位1番で暗記に取り掛かるべきテーマです。その次に大切なのは
- 宅建免許・登録
- 媒介契約書
- 37条書面
- 案内所の規定
- 監督処分
などの分野も頻出なので、上の必ず出る項目の次にクリアするテーマです。
宅建試験の「宅建業法」の科目概要とその攻略法とは:まとめ
宅建試験にとっての「宅建業法」の科目は50問中20問を占める最大科目。
満点を目指して18点はとりたい。
攻略のコツは過去問をやりながらの効率のいい暗記。
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