宅建の合格ラインは何点?なぜ毎年合格点が違うの?

宅建の合格ラインは何点?なぜ毎年合格点が違うの? 宅建士試験とは

宅建の勉強をする時に合格ラインはいわばゴール。しっかりと合格点を見据えて勉強しないといけませんがむしゃらに勉強することも、満点を目指すこともあまり意味がないのです。

こんかいはそんな宅建士の試験の合格ライン・合格点について解説していきたいと思います。

宅建の合格ラインは何点?なぜ毎年合格点が違うの?

宅建の合格ラインは何点?なぜ毎年合格点が違うの?

結論から言うと宅建の合格点は、50点満点中35点とかそれくらいです。年度によって異なりますが、いつもそれくらいの点数です。

なぜ毎年合格点が違うのかというと、合格率を一定に保つことが求められるようになり、合格点で調整がされているからです。

宅建士試験の合格点の推移

宅建の合格ラインは何点?なぜ毎年合格点が違うの?

宅建士試験の合格点の推移は以下の通りです。

年度合格率合格点
平成20年16.2%33点
平成21年17.9%33点
平成22年15.2%36点
平成23年16.1%36点
平成24年16.7%33点
平成25年15.3%33点
平成26年17.5%32点
平成27年15.4%31点
平成28年15.4%35点
平成29年15.6%35点
平成30年15.6%37点
令和元年17.0%35点

上記のように合格点は毎年違いますが、31点~37点の範囲で収まっています。令和元年度は35点となっており、50点満点なので70%の正答率が求められるということです。

なぜ毎年合格点が違うのか

宅建の合格ラインは何点?なぜ毎年合格点が違うの?

ここで宅建士の試験に対する疑問ですが、なぜ毎年合格点が違うのかというところがあります。これは合格率を一定に保つための方式です。

こういった方式を「競争試験」「相対評価方式」などと呼びます。

以前は絶対評価という合格点が毎年決まっていたのですが、この方法をとると合格率が年度によって大幅にばらつくという問題がありました。簡単な問題が出た年はたくさんの宅建主任者が生まれ、難しい年には全然合格者がいないという、受けた年による有利不利が大きくなり不満が出ていたのです

毎年同じような出題にならないようにしながら、テストの難易度を一定に保つのは意外と難しいようです。

そこで相対評価の方式が取られるようになり、合格率を揃えるために合格点で調整するという試験の形態になったということです。

この方式でも賢い人ばかり受験した年は不利で、勉強してない人が多い年は有利という問題もあるし、言うても今でも合格率バラバラじゃない?っていう気持ちもある。

宅建試験の合格点予想がすぐに出る

宅建の合格ラインは何点?なぜ毎年合格点が違うの?

宅建試験は10月末くらいに試験、12月初旬に合格発表で、合格発表時にしか合格点は公表されません。

しかし大手予備校などが試験直後に合格点予想を出してくれます。だいたいその合格洋装店で合ってるので、問題用紙に自分の回答を書き込んで持ち帰り、そういった予備校などの合格点予想で合格するかどうかチェックすることができるので、自信があまりなくてもやるべきでしょう。

宅建の合格ラインは何点?なぜ毎年合格点が違うの?:まとめ

宅建試験の合格点は35点前後。年度によって異なる

合格点が毎年変わるのは、試験の難易度によって合格者数が変わらないようにするため

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